風景パノラマ
No.127

山寺(立石寺)  

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 山寺;宝珠山立石寺は、貞観2年(860)天台宗の僧 慈覚大師によって開祖された。
急傾斜な山肌に多くの堂が建ち、その景観は独特である

このページは、パノラマ画像と、通常画像を取り混ぜ、登山ルートの順に掲載する。
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 額入りのパノラマ画像 No.127XX と表示されているものは、画像をクリックすると大画像をスクロールしてご覧いただけます。
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 今回の旅は、20年余り前に訪ね
その静寂さ、一種独特の風景が忘れ得ず、再び訪ねた。

その様子は今も変わらず、朝7時登山を開始し、まだ観光客の少ない一層の静寂さを味わってきた。

山寺は北斜面にお堂が散在し、
地図の上に従い高度が増す。
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 山寺参道登山口、下山口の中間に架かる「山寺宝珠橋」 この付近から北側の山を見上げると、奇岩と山寺の五大堂が見えてくる
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 額入りの画像をクリックすると 大サイズで表示します 画像番号 大サイズ容量  撮影年月
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 No.12701 69kB 2005.4
山寺登山口
 山寺への参道、山門までは一方通行。こちら登山口から最初の階段を登り、下山口から下る。山門からは有料

山寺登山道の階段、その途中に山寺焼窯元のお店が右側にある
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 No.12702 118kB 2005.4
山寺 根本中堂
 登山口の階段を登り、参道を真っ直ぐ進むと立派なお堂、根本中堂。右にその謂われが書かれている

 山寺 立石寺本堂である根本中堂、国宝。 貞観2年(860年)慈覚大師が創建


芭蕉句碑と清和天皇御宝塔 芭蕉が奥の細道の旅のおり、ここ、山寺で詠んだ有名な句 「 閑けさや 岩にしみ入る 蝉の声 」 の碑
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 No.12703 170kB 2000.11
山寺 日枝神社
 根本中堂前を左にしばし進むと日枝神社 慈覚大師が立石寺の守護神として山王権現を勧請して祭った

日枝神社の鳥居 その向こうに芭蕉句碑と根本中堂 神社の参拝のための階段    秘宝館 御神輿殿


芭蕉・曽良 像  「奥のほそ道」を一緒に旅した2人の像
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 No.12704 97kB 2005.4
山寺 山門
 根本中堂から 進むと山門。 ここからの参拝料を納めいよいよ山道にさしかかる

山門 ここで拝観料 300円を支払う  鐘楼 立派だ。            鐘楼の手前の念仏堂


鐘楼 NHKの「ゆく年くる年」で除夜の鐘が放映される
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 No.12705 77kB 2000.11
山寺 参道
 鬱蒼とした林の中の登山道(参道)階段が延々と続く。左右にある碑などを見ながらゆっくり進む

姥堂(うばどう) この堂の本尊は奪衣婆(だつえば)の石像。ここから下は地獄、ここから上が極楽という浄土口で、そばの石清水で心身を清め、新しい着物に着替えて極楽に登り、古い衣服は堂内の奪衣婆に奉納する。・・・と説明されている
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参道で上を見上げる。   長い階段が続く     所々は階段にはみ出した岩が道幅を狭くしている
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木立の間から荒々しい百丈岩が見えてきた。          修行者の参道の説明
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せみ塚 芭蕉の 「 閑けさや 岩にしみ入る 蝉の声 」の句を石塔に刻み、せみ塚と呼ばれている
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せみ塚を過ぎると明るさが増し、仁王門が見えてくる。 
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 No.12706 74kB 2005.4
山寺 仁王門
 ふと見上げると仁王門、山寺特有の荒々しい岩肌も目に飛び込んでくる。朝7時登山開始の早朝参拝なので人も少なく静寂さの境内をゆっくり眺められた

仁王門の真下から見上げる。両側に奇岩が良く見える
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仁王門から更に登り、性相院の屋根も真下だ    ここから西側の百丈岩、納経堂、開山堂、五大堂が間近
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金乗院 ここから左に折れ開山堂、五大堂に向かう。 右上に胎内堂が岩の穴にすっぽり収まって建っている
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開山堂、右上に五大堂
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五大堂の真下から見上げると急斜面に建つ脚の柱が大迫力。右上に回り込むと狭い隙間から五大堂入り口
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 No.12707 61kB 2005.4
五大堂の中を通して向かい側の山、山寺市街を眺める
 既に絵を描いておられる方が。五大堂の三方の窓を額縁にして眺めるのも趣がある

五大堂の先、少し登るとお堂と山寺市街、立谷川に架かるJRの鉄橋が見える
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五大堂の窓から乗り出し、山寺参道と市街を見下ろす
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立谷川に架かるJRの鉄橋を渡る、仙山線の列車、仙台行き
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 No.12708 142kB 2005.4
五大堂から山寺市街を見下ろす
 JR仙山線が横切り左に立谷川に架かる鉄橋中央右に山寺駅
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 No.12710 96kB 2005.4
山寺 金乗院前から五大堂、開山堂
 見事な開山堂、五大堂が岩の上に立つ様が良く解る。 下に山寺市街
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 No.12709 103kB 2005.4
山寺 開山堂から金乗院方向
 五大堂の参拝、見学から降り開山堂の下から登山道中央方向を見る。右の山肌の断崖に建つ釈迦堂が良く見える

修行の岩場の謂、                金乗院の屋根の上の岩場の洞穴に建つ胎内堂
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金乗院に戻り、更に上の奥の院を目指す


中性院、 玄関の前の古木の桜が満開だった  古木になると華が枝に均一でなく、手毬のように丸くなるそうだ
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大仏殿(左)と奥の院(右) 立派な灯籠、 普照燈
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 No.12711 74kB 2005.4
山寺 奥の院
 参道の一番奥にある社。奥の院には千年以上昔から灯し続けられている「常火」が守られている。左は高さ5mの阿弥陀如来像が安置されている

大仏殿。中には高さ5m 金色の大仏様が安置されている。
ここ奥の院まで6百余段の石段を登ることで、煩悩を忘れ幸せになれるそうだ
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重要文化財 三重小塔 岩をくり抜いた中に小さな三重の塔が収まっている
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山寺本坊 迫力のある建物を間近で広角で撮ったのでつなぎ部が角張ってしまった。
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 No.12712 81kB 2005.4
JR仙山線 山寺駅
 仙台と山形を結ぶJR仙山線。 駅を降りると山寺の山肌と点在するお堂が目に飛び込んでくる。鉄道での旅での訪問も感動ものだろう。丁度桜が満開で訪問を迎えてくれているようだ
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 No.12713 74kB 2005.4
JR仙山線 山寺駅待合室
 何故か緋の唐傘、何かゆったりする雰囲気

JR 仙山線山寺駅 駅舎とホームは離れ階段を登っていく。
5月GWで、山形市街などは既に桜が終わっていたが、山寺は奥まっているためか桜が真っ盛り、花見も楽しめた
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 No.12714 112kB 2005.4
芭蕉記念館前からの山寺のお堂望遠
 真っ盛りの桜の枝越しに山肌に建つお堂が見える。左から五大堂、開山堂、すぐ隣小さい納経堂、華蔵院、右上に釈迦堂
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 No.12715 105kB 2005.4
芭蕉記念館前からの山寺のお堂
 山肌にへばりつくように立てられているお堂の数々、この光景を20年前に眺めた記憶を呼び起こしながら旅をゆっくり楽しんだ
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