風景パノラマ
No.131

裏磐梯  中心となる五色沼、檜原湖、磐梯山北麓に広がる風光明媚なスポット

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五色沼地図
 

五色沼を全て見るには約3.7kmの遊歩道で巡る。 20-30mの高低差を上下しながらの道なので歩くのに適した服装で。
駐車場は両側の入り口付近にあるが、夏期や行楽時期には大変混雑するので早めの到着がお勧め。
バスは猪苗代から 五色沼入り口と磐梯高原に定期路線、片道遊歩道で帰りはバス利用が便利。
 画像をクリックすると 大サイズで表示します 画像番号 大サイズ容量  撮影年月
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 No.13101 97kB 2005.5
裏磐梯 五色沼 毘沙門沼
 五色沼入り口(からの遊歩道東側)の最初の沼。いつ見てもこのコバルトブルーの水の色は美しく感動する。正面に磐梯山、ボート遊びもできる
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 No.13102 85kB 2005.5
裏磐梯 五色沼 毘沙門沼
 沼の西側から。磐梯山(1819m)の明治21年(1888年)の大噴火でできた大小約300の湖沼群が点在する裏磐梯、標高800mの高原。その中でも美しい趣の異なる沼を巡る遊歩道(約3.7km)がある五色沼
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 No.13103 67kB 2005.5
磐梯山
 毘沙門沼から眺める磐梯山(1819m;右上のピーク)明治21年(1888年)の大噴火(正確には水蒸気爆発)で山の頂上が大きくえぐれ噴火口が広がる。
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 No.13104 45kB 2000.5
裏磐梯 五色沼 毘沙門沼
 No.13102と同じ位置から2000年5月撮影。風が無いときは磐梯山が水面に映り美しい
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 No.13105 110kB 2005.5
裏磐梯 五色沼 毘沙門沼
 芽吹きが始まりボート遊びも楽しそうだ
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 No.13106 125kB 2005.5
裏磐梯 五色沼 赤沼
 名前の赤を期待してしまうが水は緑色、周辺が鉄錆色のため名前が付いた。沼がそれぞれ違う色なのは 磐梯山噴火で噴出された鉱物の溶け方や光の屈折の違い、水中植物の影響などによると言われている
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 No.13107 90kB 2005.5
裏磐梯 五色沼 みどろ沼
 何色にも塗り分けられた水の色に驚き、今回光の具合か、最も美しく見えた
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 No.13108 138kB 2005.5
裏磐梯 五色沼 みどろ沼
 みどろ沼に流れ込む沢、遊歩道は沼の縁から沢沿いに竜沼に進む
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 No.13109 65kB 2005.5
裏磐梯 五色沼 るり沼
 遊歩道から南側にあるこの るり沼と毘沙門沼だけから磐梯山を望むことができる
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 No.13110 107kB 2005.5
裏磐梯 五色沼 青沼
 青の水の底にウカミカマゴケが繁殖し沼に模様が見える
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 No.13111 46kB 2005.5
裏磐梯 桧原湖からの磐梯山
 桧原湖越しに夕陽に赤く染まる磐梯山を眺めに行った
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 No.13112 128kB 2000.5
水芭蕉群生地
 桧原湖−喜多方間 温泉施設 ラビスパ裏磐梯の入り口 R459 の脇で見られる。車を止めて一見の価値があります
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 No.13113 83kB 2005.5
道の駅裏磐梯
 桧原湖−喜多方間 桧原湖畔から喜多方に向かい左折する角にあり、季節の野菜や山菜の販売委を楽しんだ
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  五色沼データ
名称 標高 m 面積 m2 水深 m 透明度 m PH
毘沙門沼 770 150,000 13.0 4-5 5
赤沼 795 3,300 4.0 4 3.8
みどろ沼 790 1,100 4.5 2.1 5.8
竜(たつ)沼 795 10,200 9.1   6.2
弁天沼 810 30,300 6.7 4 4.5
るり沼 825 18,100 9.0 *21 4.3
青沼 815 5,750 5.7 *110 4.6
柳沼 830 22,300 12.2 6.5


[ 付録画像 ]

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五色沼地図 この地図の右、五色沼入り口から遊歩道で五色沼を巡り磐梯高原までを、道順に従い
              沼毎の案内看板と共に紹介します。
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 毘沙門沼 
(びしゃもんぬま)

 最も広くコバルトブルーの美しい沼。 駐車場から近くこの沼だけを見た方も多いだろう。
ボート遊びもでき、南に磐梯山の美しい姿を眺められる

 五色沼入り口駐車場 この前の通路を進むとすぐに毘沙門沼
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 毘沙門沼のライブカメラを見つけた。               毘沙門沼に泳ぐ鯉
これから時々様子を覗きにサイトを見てみよう
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 赤沼
 (あかぬま)




 水は緑だが沼周辺が赤い。 鉄の錆、水酸化第二鉄の色だ。 酸性が強くPH3.8 
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 みどろ沼



 水の色が薄い青;サファイア色、緑色と鉄分による赤の色とりどり

 竜沼
 (たつぬま)
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 コバルトブルーの水の色。 遊歩道からは茂み越しに見ることができる
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 竜沼から流れ出しているせせらぎ
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 竜沼には立ち枯れの木が横たわり、竜が住んでいる雰囲気


 竜の姿の倒木。良い感じだった
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 弁天沼
 (べんてんぬま)
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 五色沼の中で二番目に大きい沼。
遊歩道の北側にあり、吾妻の山が望める
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 青沼
 (あおぬま)
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 名前の通り真っ青な沼。
ここまでくると毘沙門沼から遊歩道の半分を過ぎた感じ
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 るり沼

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 遊歩道の南側にあり、湖越しに磐梯山を望めるのは、ここと毘沙門沼
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 柳沼
 (やなぎぬま)


 五色沼遊歩道の西側入り口にある。色は濃くないがノンビリとした雰囲気がある
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 磐梯高原駅 (バス停) レストハウスがある
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 オオルリ              キビタキ                  コサメビタキ
五色沼散策時に出会った美しい野鳥 三種いずれも スズメ目ヒタキ科。さえずりも美しかった。
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 初秋の弁天沼 紅葉がもう少し進んでいるかと期待したが残念。   2002.10.13
最盛期はさぞ美しいことだろう、また来たい
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 初秋の柳沼 紅葉し始めた葉の水もに映る姿が印象的だった
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 初秋の桧原湖 向こうに磐梯山
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 裏磐梯から米沢に抜ける 天元台スカイラインの途中から
磐梯山と右下に桧原湖が望める
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 2000.5 桧原湖畔でのキャンプ風景


 桧原湖の朝霧に浮かぶ磐梯山。 美しかった!

 磐梯山の情報

 標高1819m。 猪苗代湖の北にそびえる火山で大磐梯・櫛ヶ峰・赤埴山などの峰がある。
日本百名山の1つ。
1888(明治21)年 7月15日、大規模な水蒸気爆発を起こし、短時間に15〜20回反復して山体の大半を崩壊。
大規模な岩屑流を発生し、山麓の村落を埋没し甚大な被害を生じた。
その際にできた丘の間には水がたまり、多くの沼ができ今の裏磐梯の景観となった。
それらの沼の鮮やかな水の色は、磐梯山から流れてくる金属を大量に含んだ水による影響が大きい。
磐梯火山では約2.5万年前以降にはマグマの噴出による噴火ではなく、水蒸気爆発を起こしてきた。
水蒸気爆発とは、マグマに何らかの水分が直接触れ、急激に加熱され膨張することにより
山の頂部を吹き飛ばす爆発で、大きなエネルギーによる山容変化を起こしやすい。
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