風景パノラマ
No.245

 唐桑半島  

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 気仙沼湾の東の長さ約20kmの半島。海食による海岸の奇勝、巨釜半造の折石は唐桑半島のシンボル
 画像をクリックすると 大サイズで表示します 画像番号 大サイズ容量  撮影年月
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 No.24501 108kB 2007.8
唐桑半島 巨釜((おおがま)の折石
 唐桑半島北東部の巨釜にある高さ16m、幅3mの大理石の石柱で、三陸大津波の際 先端が2mほど折れたことから「折石」と呼ばれている
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 No.24502 97kB 2007.8
唐桑半島 半造の潮吹き岩
 唐桑半島北東部の半造にある潮吹き岩。海食洞に押し寄せた波が空中に吹き出す
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 No.24503 62kB 2002.10
大理石海岸
 唐桑半島の北端、国道45号沿いにあり、大理石の岩が点在し独特の景観をなす
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[ 付録画像 ]

 唐桑半島の先端、御崎(おさき)地区にあるビジターセンター・津波体験館
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 津波体験館では映像・音響・振動・送風等で津波の恐ろしさを実感できる

 日本各地にある「鳴き砂」、この付近にもあるとのことで、後に訪ねてみた
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 唐桑半島先端にある1000年の歴史がある御崎(おさき)神社

 御崎野営場 30年近く前に行った以来、3度目のキャンプ。平成11年に整備され、快適な自然派のゆったりサイト
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唐桑半島 御崎野営場
 昭和48年に県営のキャンプ場としてオープン。現在は民間委託して管理をおこなっている。オートキャンプは出来ないが、空いているので荷物の積み卸しには近くまで車で進入できた。
 利用料1人350円と格安の上、温水シャワーが無料というのには驚き。通年。林間、海の近くだが眺望はない。
 管理人がとても親切。
 買い出しには半島を戻り、気仙沼市内まで距離があるが鮮魚を仕入れて贅沢したい
 

 唐桑半島北東部にある巨釜半造(おおがま、はんぞう)
 看板の左側が巨釜、右が半造


 水取場 入り江の左奥に清水が湧いており、漁師が漁の帰りに喉を潤したと言われる
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 水取場

 折石 
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折石

 潮吹き岩
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 鳴き砂のある九九鳴き浜入口 しばらく坂を登り
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 登りきると林間の下り道

 林が明るくなると浜に着く
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 九九鳴き浜

 九九鳴き浜説明 ( 下記 )

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 丸石で砂を着くようにするとキュッキュッと鳴る
 九九鳴き浜
        平成3年12月13日 旧唐桑町指定

 九九鳴き浜は、延長約230m幅15m内外で比較的東端の幅が広い。
 地質は、中性ジュラ紀の舞根層と呼ばれるもので、主として、花崗砂岩から成り、乳白色〜黄褐色を呈して1ミリ以下の細石英粒から成る全国でも非常に珍しい砂である。
 乾燥した砂の上を歩くと、キュッキュッという音を発することから鳴き砂と称している。
 鳴く原因については、砂と砂がすりあわされて鳴るのではないかと言う摩擦説が有力である。
 九九鳴き浜の鳴き砂は昭和44年日本鉱物趣味の会で渋谷修先生により発表され、学術調査上非常に貴重な砂である。

 注意事項

 1 少量といえども持ち出しを禁じます。
 2 鳴き砂は汚れを一番きらい、砂が汚れると音が出なくなります。この砂浜で焚き火をたいたり、ごみを捨てたりしないでください。
 3 この地域は、文化財保護地域に指定されており文化財保護法に触れると罰せられますので注意して下さい。

    気仙沼市教育委員会
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