スノーシューのページ  2013.12.24 (月)

  pb_home    

 No.6  入笠山 ( にゅうかさやま )

 天候 晴、 気温 −4℃ 8:20
 行程 8:20 富士見パノラマリゾート 駐車場  ゴンドラで山頂駅に登りスタート 10:00 −10:20 入笠湿原 
     10:55 傾斜のお花畑下 12:10 入笠山 山頂 12:30 − 昼食 15分 −13:30 傾斜のお花畑下
  − 13:40 入笠湿原 − 14:10 ゴンドラで山頂駅 
 距離 4.0km、 標高差 175m
 登山口 : 富士見パノラマリゾート 駐車場
 トイレ : 富士見パノラマリゾート 山麓駅、入笠湿原:山彦荘南の公衆トイレ

 戸隠、黒姫での連続スノーシュー・ハイクで、まだ体力・気力もあるので3連続で入笠山ハイクを敢行することに。

 長野市を7時に出発して中央道・諏訪南に8時20分に到着。
 そのころには空も真っ青、気持ちの良い天気になっていた。

 入笠山 ( 標高 1,955m )には富士見パノラマスキー場のゴンドラで、一気に山頂駅の標高 1,780mに上がる。
 展望台を過ぎる頃から下り坂になり、入笠湿原では最低標高 1,738mなので
 実質の標高差では 217mとなる。

 入笠山 スノー・ハイク 動画


 

 .
 往復では一部異なるコースを辿った。

 それぞれの感想は本文参照。
 

}

 8:20 富士見パノラマリゾート・スキー場に到着
 空も真っ青で気持ちが良い
.

 チケット売り場。
 ゴンドラ運行開始は8時半なのでちょうど良い時間だ。

 チケットを購入


 滑走しない 「 冬山登山チケット 」 1,600円。
 スキー場では珍しいスノーシューで歩くことが可能なコースがあり、1回だけ乗車でき安価なのが嬉しい。

 

 

 ゲレンデに出て記念撮影。 が、ゴンドラの駅は離れているようだ。
.

 200mほど先のゴンドラ駅に到着

 スキー客もさほど多くないのですぐに乗車
.

 約10分で 標高差 730mを一気に上がる

 ゴンドラ風景。かなり長そうだ。
 

 

 山頂駅方向。傾斜が大きく変わりながら登っていく
.

 山麓駅方向。現在は急傾斜区間

 途中に池があったが薄氷が張っていた。 八ヶ岳が美しい
 

 随分長いこと乗って景色を楽しんだ
.

 山頂駅到着

 山頂駅の窓越しに富士山が良く見えた
.

 

 山頂駅の前はスキーゲレンデ。 リフトも来ている。
.

 我々はスキーをやらないので、ゲレンデの景色を見られるのは希だ。
 八ヶ岳が左:蓼科山から主峰:赤岳までくっきり見える。 ほぼ、この全範囲を縦走したことがあるので感慨深い。


 2004年8月 夏の様子 八ヶ岳もすっかり雪が解け、入笠山周辺は高山植物の宝庫。 車で訪ねた。
 

 近くにスキーヤーがいたのでシャッターを押して頂いた。.


 入笠山、湿原付近の案内図
 


 景色鑑賞し、ゆっくり準備を進め 10:00 スタート
.

 

 10:05 展望台
 この先緩い下りになり入笠湿原に向かう
.

 展望台の先に富士山が見えた
 

 コースは遊歩道に沿って。ロープが張られ標識もある
.

 10:15 入笠湿原入り口

 10:20 車道を横切り、湿原入り口ゲートまでは急な傾斜。 恐ろしくてチョット へっピリ腰
.

 急な坂を無事に降りて嬉しそう
 湿原周辺には鹿の食害防止のためネットが張り巡らされている。
 

 湿原に向かって坂を下る
.

 

 林の先が開け、入笠湿原が広がっている。ここは、夏に来て遊歩道を歩いたことがある。
 

 湿原の中の走。夏には小川が流れている
.

 2004年8月 夏  入笠湿原に咲く アケボノソウ
 この花を見たくて訪ねた。
 

 斜面に木立の影が映り美しい絵画のようだ
.

 2004年8月 夏  入笠湿原 左写真の斜面の様子
 

 湿原の最下部。夏の木道は雪に埋まっているがロープと杭がまだ見える。


 2004年8月 夏  入笠湿原 サワギキョウ
 

 木の実が可愛らしい
.

 2004年8月  入笠湿原
 ワレモコウに留まるアキアカネ
 

 駐車場のある道路が正面。その向こうが山彦荘

 2004年8月  入笠湿原から山彦荘方向
 

 10:35 見覚えのある入笠湿原の看板
 帰路は右の斜面を登るコースを辿った


 
 2004年8月  山彦荘前の駐車場から上写真の看板と湿原を見下ろす
 

 湿原を出るのもゲートから
.

 ゲートを出た先は山彦荘

 山彦荘の隣に公衆トイレがこの時期でも開いていた
.

 トイレ前、車道の向こう側から入笠山への遊歩道。

 車道から離れ遊歩道を進む。
.

 林の中の遊歩道を快調に歩く

 上の車道に接近してきた
.

 林が開けてきて

 最後にスロープを登ると車道に出る
.

 

 10:55 左:大阿原湿原方向への車道。正面は斜面のお花畑。右の車道を進むとマナスル荘
  トレースも付いているので斜面を登ることにする
 

 斜面を登り始める
.

 

 蓼科山が見えてきた
.

 登るにつれ北八ヶ岳の山が見える
 

 最後はかなりの傾斜。でも大分慣れてきた
.

 妻も頑張る

 急斜面の最上部。かなり傾斜がきつい。
.

 最後、すべらないようにとへっぴり腰と手で突っ張って。

 登り切り満面の笑み
.

 この頃から傾斜がきつくなり、スリップを恐れ新雪部分に迂回
 

 動物の足跡
.

 足跡拡大

 11:40 分岐点。右: 岩の直登ルート、左: 岩場迂回コースとなっている。
.

 岩場迂回ルートで登ることにした

 妻は滑らないよう慎重に登ってくる
.

 他のハイカーも何人か通過

 合間に木の実を撮影して楽しむ

 12:07 首切清水・大阿原湿原方向への分岐
 帰りに間違わないようしっかり記憶しておく
 

 12:08 右にカーブし上が開けてきた。頂上間近だ。
.

 

 12:10 入笠山頂上。 風が強く防寒して記念撮影

 ぐるり360度 連続パノラマ写真  入笠山 スノーシュー・ハイク 山頂で  159+153kB
 下の画像をクリックすると 連続パノラマ写真が表示されます。 JAVAスクリプトを使用しています。
 北に車山、原村の平原、東にかけて八ヶ岳連峰、その奥に丹沢連峰、南東に富士山、その右 北岳から甲斐駒ヶ岳、南アルプス が連なって望める 24枚つなぎ写真です
.

 

 達成感でこれまでの大変さは吹っ飛んでしまう
.

 周囲は360度のパノラマ。

 左から 富士山と 南アルプス : 北岳、甲斐駒ケ岳、仙丈岳...あとは良く判らない
.

 八ヶ岳連峰 ここから見る蓼科山(左端)はいつも見るおわん型と異なって見える。右奥は丹沢山系 瑞牆山、金峰山


 霧ケ峰方面。 美ヶ原、車山、蓼科山、北横岳


 諏訪湖と高ボッチ。 残念ながら北アルプスは峰の向こうに隠れている
 

 12:30 下山開始。昼食は風が強いので穏やかな場所で
 帰路は別コースで。最初からかなりの急傾斜
.

 滑らないよう両側の新雪に足を突っ張って。
 下り方を工夫しながら

 こちらはいわばコースのようで、まだ十分な深さの雪でないので時折岩が顔を出し、乗るとスリップするので慎重に。
 私も妻も3回ずつ滑って転んだ。
 怖々歩くと姿勢が悪くなり滑りやすいのが解り、次第に大胆になると安定してきた
.

 意外とサッサと下ってもむしろすべらないので、大分要領を掴んできた

 12:50 岩場迂回ルートとの分岐

 また岩が露出している所は 夏なら飛び降りるか、高低差の低い所を選んで降りられるが、シューの長さと幅で自由が利かず慎重に。
 

 13:00 斜面のお花畑上部に到着。
 マナスル山荘へのルートにするか妻の希望を聞いたら、斜面側とのこと。
 新雪ならかなりの傾斜でも滑らないのを実感しての判断だ
 

 13:15 お花畑の中央、平らな場所でヤット昼食
.

 13:30 お花畑下のゲート

 13:40 公衆トイレ
.

 入笠湿原ゲート

 ゴンドラ駅への最短ルートで登りを選択
.

 上り坂でも広いので新雪で元気に登る

 傾斜を登る連続写真を合成。
 

 14:00 斜面を登りきる。
.

 14:03 しばらく林の中を進むと電波塔

 14:07 ゴンドラ駅が見えてきた
.

 

 14:10 ゴール
.

 まだ八ヶ岳がくっきりと見えている。 しばしスキーヤー・スノーボーダーを見学
 

 あんなに小さい子も、このコースを下れるのだ。凄い!
.

 スノーボードはこうやって止まっているんだ

 スキースクールの一行

 スクールの生徒が小さなジャンプ台で
 

 スノーボードの滑走4枚合成
 

 30分ほど見学・景色鑑賞して帰路に
.

 ゴンドラ駅のツララ

 14:50 ゴンドラに乗車
.

 楽しい一日だった

 スノーシューセットを背負って意気揚々と。
.

 
 2004年8月に訪れたときのスライドショー画像一覧「入笠山の花達 」は[ こちらから ]

・ 本格的な雪山ハイクを満喫できた。

・ これまでに比べ傾斜もきつく、登れるのか、滑るのではないかと最初は恐る恐るだったが
 次第に感が掴め、限界が解るようになってきた。
 下り坂でも思ったより滑りにくく、新雪では気にすることなく軽快に降りられるようになった。
 これで今後もスノーハイクを続けていき楽しめる自信がついた。

・ スキー場のゴンドラで一気に山の上まで登り、スキーをやらないので冬景色を眺める機会が少なく
 見るもの全て美しく感動した。

・ 連続3日間のスノーハイクだったが、疲労は軽く、帰路の車内でもハイ状態が続き楽しく帰宅した。 
 

  pb_home