スノーシューのページ  2015.2.8 (日)

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 No.13  裏磐梯・イエローフォール

 天候 曇、 気温 −4℃ 7:00
 行程  9:00 − 11:15 (リフト乗車時間含まず)  実質 2時間程度
 距離 3.2km、 標高差 100m (往復)
 登山口 : 裏磐梯スキー場駐車場
 トイレ  : 裏磐梯スキー場センターハウス ( リフトより上には無し )

 福島県、裏磐梯にあるイエローフォール。
 裏磐梯スキー場のリフト山頂駅から1km余り。
 磐梯山の噴気口から流れ出る硫黄が滝を流れ落ちる際結氷し、黄色の氷の滝が厳冬期に出現する。
 春から秋には付近の五色沼を何度か散策したが、セットで歩くことにした。

 この冬1番の寒気団が張り出し、会津地方では大雪の予報もあったが、日曜に行動するため、土曜日に家を出発。
 週末だと訪れる人が多そうなので安心できるのと、1日は天気が持ちそうだったため。
 念のため気象庁噴火予知情報で、警戒レベル1 (通常)で問題ないことを確認。

 裏磐梯スキー場のリフト2本で山頂駅からスタート。
 リフトはスキー場開設日 ( 金〜月曜日と祝日 )のみ利用可能。
 

 7:00 国道459号線からスキー場への交差点。
 ここから2km、道路は全く問題なく走れた。

 朝の気温−4℃、道の駅裏磐梯から余裕を持って向かう。
 午後からは天気が下り坂の予報なので、早めにスタートだ。
 スキー場営業開始は8時半から。
 
 ルート図と標高図 

 
 イエローフォール スノーシュー・ハイク 動画

 

 スキー場手前の道からの磐梯山。グングン迫ってくる
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 駐車場に一番乗りし 8時には準備が完了

 正面に磐梯山とスキー場。 西側にリフトがある。
 

 8:30 リフト乗車1番乗りだ。
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 8:45 2本のリフトを乗り継ぎ山頂駅に到着。

 リフトを降りると直ぐに上級者コース。 先の斜面が見えないほど急勾配だ。
 滑り落ちたらと想像すると恐ろしくてこれ以上先に進めなかった。
 左奥に大きな檜原湖。 右、グランデコ スキーリゾートの下に小野川湖、その上 西吾妻山。
 

 磐梯山の説明看板。 標高1,816mの活火山。
 昔は富士山のような形だったが、水蒸気爆発により山体崩壊し頂部が吹き飛び現在のような姿となった。
 周辺の多くの湖沼はその結果形成されたもの 
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 リフト山頂駅。 スノーハイクの人もチラホラ。

 9:00 スノーシューを付けてスタート。
 駐車場で隣の方と話をし、何となく一緒に向かうことに。
 郡山からの若いカップルだ。
 少し進むとどうやらコースが違うことに気付き、林の中を突っ切ることに。 
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 やや高低差を登る。トレースのないルートを進み、気持ちよく楽しい。
 落葉樹の林で、周囲の山が見え隠れするので方向を感じながら進む。

以下の別枠内の横長の写真はスクロールバーで右に動かしご覧下さい。                  .


 広い平原に出た。 正規コースで銅沼の先と同様の風景。 左が櫛ヶ岳で目標はその下だ。
 
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 噴気口が見えた。 正規コースは先の谷の向こう側で並行している
 

 ややコースを左に変えながら進む
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 櫛ヶ岳がだいぶ近くなってきた。 美しい磐梯山が雄大に広がる。
 

 時々急登、頑張って進むが楽しさいっぱいだ。
 

 イエローフォール手前の平原。
 肉眼では正面の木の後ろに見えている。
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 最後は少し下り

 10:00 イエローフォール到着。 ゆっくり楽しみ休みながら1時間の行程だった。
 これまで写真で見ていた印象より大きい。
 

 イエローフォールで記念撮影
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 間近まで近寄り 「 ヤッター 」
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 硫黄の滝を見上げる
 少し晴れ間も見えラッキー!
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 イエローフォール手前に戻り早い昼食。 右のピークが磐梯山の主峰。 若い頃に登ったことがある。
 
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 10:30 帰路につく。 北方向、ツアーだろうか大勢の隊列。 早めに到着して良かった!
 帰りは正規ルート、銅沼(あかぬま)経由で。
 檜原湖も全面結氷している。

 
 
 噴気口が間近。
 

 銅沼(あかぬま)北端はまだ結氷していなかった。

 銅沼畔の陸側と思われるル−トを進む。 


 途中からはトレースが多い銅沼の上を直線で渡り振り返る。

 

 11:15 リフト駅に到着。 


 ゲレンデ頂部でスタート準備するスキーヤー・スノーボーダー。 しばし滑降を見物。
 

 リフトは下り乗車可能。
 

 センターハウスに到着。この頃には少し雪がちらつき、濃い雲が出てきた。
 

 今日の風呂は何度か寄ったことがある中ノ沢温泉、西村屋。
 何軒かの旅館で日帰り入浴可能。
 入浴料500円のところ、ガソリンスタンドで貰ったクーポンで300円とお得だった。
 

 露天風呂。強硫黄泉で顔を拭うと目にしみる強さだ。

 周辺の旅館の風呂は、それぞれ趣が異なり楽しめる。
 ・ 週間天気予報をチェックしていたが、天気がよい日が何時になるか解らない状況だった。
  そのなかでも良さそうな日に向かった。
 滝の氷結期間が1〜2ヶ月間で、スキー場開設日が週末前後に限られるのでタイミングを合わす必要がある。
 ・ 当初はガイド付きでとも検討したが、天候が良ければ比較的安心して出掛けられる。
 ・ 林間は自在に方角だけを目標に歩け、意外と沈まなく、新雪を踏みながらの楽しい歩きだった。
  これまでの中で最高の状態!
 ・ 予想以上にスノーシューで向かう人が多く、朝一でリフト乗車した人達が10人余いた。
  日曜日でもあり、1日に推定100人以上の来訪者。 朝一番の早く静かな中で楽しめた。
 ・ イエローフォールもこれまで見た写真より色が良く、規模も想像より大きく感動した。
 
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