大井川 カヌーツーリング No.19  2009.6.2 (火) 
千頭〜駿河徳山:道の駅 茗舘

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 次男に同行の時間が出来たので、急遽大井川ツーリングを敢行した
 大井川は2回目の千頭・駿河徳山間。
前回は4WD車で河原の水際まで入っていただいたため上陸地を左岸河原としたが、我々の車では無理のため、車の進入可能な道路に近い 道の駅 フォーレなかかわね茗舘とした。
 水量はやや多め、タンデムのダッキーに 3人乗りの家族ツーリング


 大井川第2橋梁を渡るSL [ 前回撮影 ]
 

長島ダム 6.9ton

 朝7時に自宅(小田原)を出発し東名静岡ICから国道362号線で9時30分 千頭駅到着
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 いつ見ても可愛らしいトロッコ電車

 駅前の河原で準備を始める
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 準備が整い記念撮影 次男と夫婦 3人が乗り込む

 河原から下流方向 広い河原も踏み固められているので近くまで入れる。 車を駐車場まで戻してから出発
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 10:20 出発 笹濁りだが青空が映って青い水が美しい
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 トリプルブリッジ手前の瀬

 10:25 トリプルブリッジ 手前から千代橋、旧道の橋、大井川鉄道の大井川第4橋梁
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 流木が目に付く

 ヤマツツジが美しい
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 10:35 左カーブ、正面の岩に波が当たり右に引き込まれるエディが見える
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 心配通り、左写真の正面の岩に接触し、通算5回目の沈
 反省を込め 状況解析

 @ で岩に横向きに接し、上流から水流入で沈
 A 艇を裏返し再乗艇
 B 妻が右岸に上陸し次の写真撮影
 C 次男が左岸に上陸

 沈の原因は流れが岩に当たっているのに対し、左回転後漕ぎ抜かる力が弱く岩に接した。
 3人乗艇のため、喫水が深く、水の流れで押しつけられる力が大きかった。
 フェリーグライドを使えば良かったと後から反省
 

 Bの岩の下流側に妻が流れ付き撮影。岩の向こうに立て直している私の頭が見える
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 再乗艇後迎えに向かった
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 左岸で待つ次男を乗せ
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 10:42 再出発 レンズに水滴が残っている

 ここも岩に当たっている、早めのインコースへの回転とフルパワーの漕ぎでクリア
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 落ち着きを取り戻しながら下る

 またもや流木、離れて航行
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 11:05〜11:20 柳崎大橋で休憩
 出発直後の右カーブで再度沈。 これも正面の岩に当たる波で寄せられ、3人が動揺してバランスを崩した結果。
 艇は反転せず自身で落下の状態。
、3人ともすぐ下の砂州に上陸して再乗艇 通算6回目、今日で2回目の沈にはさすがに参った!
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 今日は前回よりパワフルな流れ 今度は慎重に漕ぎ抜けよう。 しかしスレスレで何とかクリア
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 ごつごつした岩が点在して頭が突き出す区間をクリア
 細かい舵取りでくねるようにコースを選びながら通過
 思わず、オッケーと声が出る。

 青部集落に近い瀬
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 崎平・青部間は流れが分散し、合流

 11:30 大井川第2橋梁・青崎橋手前で上陸。昼食休憩とする
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 千頭行き電車 近鉄16000系の車両だ

 南海電車21001系の車両
 このあたりから、沈で水没のためかカメラのレンズに結露が生じ、ぼやけ気味の映像となりますがご了承下さい。
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 艇と電車
 今日のSL運行は駿河徳山発13:00発の1本のみ。
 1時間後まで待ちきれず、下流で眺めることとする
 

 12:05 駿河徳山の上流でSLを見るために出発
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 12:15 青部の吊り橋 上陸して探検

 青部の吊り橋
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 吊り橋を渡り対岸に

 真下が見える吊り橋 妻は留守番、日向ぼっこ
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 吊り橋を渡りきり50m進んだ所に大井川発電所

 12:25 青部の吊り橋を出発
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 大井川発電所

 大井川発電所 手前にナデシコの花が咲き乱れている
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 発電所下流の吊り橋

 また左カーブ
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 第2東名の橋脚 昨年より少しは工事が進んだようだがゆっくりだ
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 [ 昨年2008.8.9撮影 ] 周辺に工事用道路もなく、少しずつの作業なのか?

 土砂崩れの跡 流木といい最近大水があったか?
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 駿河徳山手前の中洲に上陸しSL通過を待つ
 金谷行きの電車、駿河徳山でSL列車と交換する
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 13:05 SLが通った。乗客も気が付き手を振る。
 残念ながら、カメラの結露が最悪状態で、原版は殆ど真っ白を補正した。 ナイスショットなのに残念!

 13:20 万世橋通過
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 万世橋下 そろそろゴールだ

 万世橋を振り返り残りのコースを楽しむ
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 13:30 宗徳橋上流で上陸

 道の駅から階段があり荷物の運搬もでき便利
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道の駅 フォーレなかかわね茗舘

 上陸地点風景 川沿いの裏側に当たる場所(左)に小さな駐車場がある。宗徳橋と階段
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 2人を残し私が車を取りに千頭に向かう。
大井川鐵道 駿河徳山駅
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 千頭まで電車で12分。思いがけず2回も沈してしまったが、いろいろ考えるべきポイントも見つかり 楽しさと快い疲労を噛みしめながら家路についた
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 [ 余談だが ] 結露した防水カメラは、翌日には蒸発し内部に結露は見あたらなかったが(レンズ付近を目視)、
画像全体に霧がかかったよう。
左1/3に汚れがすだれ状に残り、修理依頼した。
 電池、メモリの挿入部とカメラ内部は隔壁が無く、高温多湿の条件下で解放し、水中で冷却されれば結露する可能性は充分ある。
 水中での使用可能な防水タイプであるのなら、構造上問題と思う。
右の検討結果を考えると、ただ気を付けるというのでは回避できない。

今まで水中ケースを使用して海中撮影を行ったことがあるが、しばらくするとケース内部が結露し撮影不可になった。
対策として水中での使用時に吸湿剤をケース内に入れることとされ、結果問題は発生しなかった。

小型の防水カメラに対しては、吸湿剤を入れるスペース確保も困難かと思われるが、大気に解放する部分とカメラ内部は空気遮断すべきではないか。
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気温と飽和水蒸気量
気温(℃) 10 15 20 25 30 35
飽和水蒸気量(g/m³) 6.8 9.4 12.8 17.3 23.1 30.4 39.6
 例えば25℃で湿度55%の空気がカメラ内部にあり、15℃の水中に置くと結露の可能性がある。
 同様に 30℃76% → 25℃の水中で結露 : 夏の水中撮影なら普通に起こるのでは...
 これらの状況は水中で使用する場合、容易に起こりうる条件である。

 この点について、カメラメーカーはどう考えるのだろうか?
 
 

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