四万十川 (しまんとがわ) カヌーツーリング No.32
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 憧れの四万十川


 
憧れの四万十川、 3日間掛けて十和町 十川の鯉のぼり広場から 四万十市 旧中村の四万十大橋を漕ぐ。
 夫婦で四国を訪れ、JR、バスを回送に利用し単独で漕艇可能と思われる範囲をコースとした。
 1日目には大きめの瀬があり、前日川の様子を偵察し、スカウティングをしながら慎重に下った。
 長距離3日継続してのダウンリバーは初めての経験。

 2、3日目のコースは以前観光で沈下橋巡りをし、およその川の様子を見ていたこと、各種情報からもリスクは低いと判断された。

 四万十川は高知県の西部を流れ、全長196km。本流に大規模なダムが建設されていないことから「日本最後の清流」、「日本三大清流の一つ」と呼ばれる。
 ダムがないと言われるが四万十町に水力発電用の通称家地川ダム、家地川取水堰がある。
堰高8mなのでダムとは呼ばないが、112.5mの堰頂長がある実質的にはダムである。
 河川法ではダムとはハイダムを指し、堰高15m以上の定義。それ以下はローダムで堰という扱いになるため、四万十川にはダムがないと言われる。
 この取水堰により上流の四万十町の下水を含む水は伊与木川(伊与喜川)へ放流されているため、下流域の清流を保っているとも言える。

 

               画像をクリックするとそれぞれの漕艇記録にジャンプします

 2010.5.12

 十川 こいのぼり広場 〜 江川崎カヌー館

 


具同 -0.86m :出発時

 
十川から江川崎カヌー館まで20.4km。
 晴天に恵まれ気持ちの良いスタート。

 やや大きな瀬もあるので、前日メイン道路から旧道に入り、川の様子を偵察した。
 
 左写真は区間最大難度の茶壺の瀬
 手前の中洲に上陸してスカウティング、コースを見極めて下った

 2010.5.13

 江川崎カヌー館 〜 口屋内沈下橋
 


具同 -0.91m :出発時

 
江川崎のカヌー館から口屋内沈下橋まで 14.5km
 大きな瀬はない。

 車を口屋内沈下橋に置き、7:31発 江川崎行きバスで戻る。

 朝は川霧の立つ幻想的風景で始まり、中流区間を漕ぐ。
 水量も少ないため瀞場が多く、一生懸命漕ぎ やや疲れたが距離も短めだったので、まだ元気。

 ゴール後四万十市の中心、四万十川橋たもとの翌日のゴール地点、四万十川キャンプ場でテント泊
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 2010.5.14

 口屋内沈下橋 〜
四万十川橋 (赤鉄橋)
 


具同 -0.94m :出発時

 
口屋内沈下橋から四万十川橋(赤鉄橋)まで
26.4km

 距離が長いのと下流に従い瀞場が多くなるので心配
 装備を持ち 中村駅までタクシー、6:49発の口屋内行きバスでスタート点の口屋内沈下橋へ。
 いくつかの沈下橋をくぐりながら、川漁師さんにカワエビを見せてもらったり、四万十川の風情を楽しんだが、長距離・瀞場を必死で漕ぎゴールした。
 3日間で61.3km下った達成感は大きかった
 

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