大井川カヌーツーリング   No.87
千頭 〜 下泉  2012.4.2 (水) 

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 大井川 千頭〜塩郷 距離表
 
 場所 距離 km  備考
 千頭駅  0  
 不動橋  0.7  支流の橋
 千代橋 1.0  トリプルブリッジ
 大井川鉄道橋梁  1.2  トリプルブリッジ
 鋭角の右コーナー  1.8  
 岩がらみの瀬  2.2  位置は記憶等による
 富沢付近合流  3.9  
 柳崎大橋  4.7  
 坂京河内合流 5.5   
 青崎橋  6.4  
 青部の吊橋  7.1  
 発電所  7.5  
 2つ目の吊橋  7.7  
 榛原川合流  8.9  
 万世橋  10.8  
 宗徳橋  12.0  
 水川?合流  14.6  
 中徳橋  16.4  
 下泉橋  19.0  今回のゴール
 塩郷キャンプ場  21.8  
 塩郷ダム堰堤 22.3   

 昨日上流の奥泉〜千頭まで下り、一泊して引き続き下流へ向かう。



 カヌーは外に放置しておいたら、朝霜が降りていた。
 気温は2℃だったのだが...
 日が当たり気温も上がり始めた頃準備を始めた。

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長島ダム放流 9.0t 神座 -2.1
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 9:00 準備が整い河原の駐車場で記念撮影
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 水の濁りでレンズに汚れが残り。太陽光で散乱してぼやけたが
 長島ダム放水量は9トンと昨日より2トン増加したが、水量は少し減った感じ。
 これは恐らく寸又川からの流入量が減ってきているためだろう。
 が、まだ濁りは取れていない。
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 9:07 スタート 瀬の途中から入っていく
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 左堤防の先からスタートし瀬を抜けて振り返る。

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 両側は重機で積み上げられた砂利の壁
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 ここにも重機が入っている

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 9:10 トリプルブリッジ。水は一面に流れている
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 トリプルブリッジ3つ目、大井川鉄道の橋梁を振り返る

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 瀬の中をまっすぐ進む。この先右に折れる
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  9:17 前回2011.11.21の時には右の岩の右岸側が掘られて岩絡みのチョットシタ難しい瀬になっていたが、手前から砂利が積み上げられ流路が岩の左、ただの瀬になっている
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 昨年の岩絡みの瀬の位置を通過し振り返る。
 右岸よりはほとんど水が流れていない。
 僅か数ヶ月のチョットシタ瀬の出現だった

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 9:21 木の枝が引っ掛かっている
 上地図、岩絡みの瀬からUターンして南下して直線になった当たりの位置
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 木の巣トレーナー

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 右岸の沢からの水も多めだ

 三ツ野の集落への送電のためか空中に電線が張ってある

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 三ツ野付近の小さな支流からの合流。水が澄んでいるので美しい大井川ブルーだ。この色の水で漕ぎたいのに...
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 岩に当たる流れの箇所が時折現れる

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 東藤川付近。 ここでも重機が砂利を積み上げている
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 空はすっきり

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 9:35 柳崎大橋、その先に大井川鉄道の橋梁
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 5m以上もある高さに積み上げられた砂利、気分は...

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 崎平の街、桜がもう咲いている。
 標高が高く自宅より遅いかと思っていたが逆だ
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 美しい桜

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 9:50 大井川鉄道と青崎橋
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 青崎橋。市街地付近は皆砂利が積み上げられている

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 9:53 青部の吊り橋が見えてきた
 時間とペースが早いので久しぶりに上陸
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 青部の吊り橋
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 吊り橋のたもとに桜、3分咲き
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 吊り橋の端

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 川の付近まで進み、3枚分割で。
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 10:07 再びスタート
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 青部の吊り橋う過ぎる

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 右カーブすると発電所、ここにも桜が
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 2つ目の吊り橋

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 10:12 橋の下に階段のようなものが見えたので上陸
 初めて吊り橋に立ち寄る
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 階段に見えたが...丸太にサンを打ち付けたもの
 朽ちていて危険そう。砂利の堤をクライミング

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 上部は朽ち果て流石に歩く気になれなかった
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 吊り橋付近からの発電所

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 ハタマ橋という名前のようだ
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 10:20 見学を終え再びスタート

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 10:28 榛原川合流付近に工事用仮橋の流下ものが
 強い流れを受け大変危険。下流に新しい橋
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 新しく出来た橋だが、まだ地図にも載っていない
 まだ開通していないのだろうか

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 万世橋
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 万世橋手前 岸に寄せる波

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 10:40 万世橋通過 車道橋と歩道橋が別の橋だ
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 宗徳橋手前、右岸に時々張り出した岩の渦で振られ、返し波の傾斜に乗って沈、迂闊だった

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 10:50 宗徳橋通過。 今日のゴールは時刻とコンディションにより駿河徳山以降で電車の駅に近い所まで
 まだ早く、元気なので先まで進むことに
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 道の駅なかかわね茶めい館 流れが右岸により、以前上陸した階段際まで流れている

 宗徳橋下流 テトラポットの列
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 宗徳橋下流の直線部分 桜並木 大井川鉄道も並行
 この当たりから風が強くなってきた。次の田野口でゴールしようと思いながら進む

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 田野口手前の左カーブ終了。正面当たりが田野口駅のはず。しかし流れは右岸側により、左岸への水量は僅か
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 左写真の小さな左への分流を過ぎると、突然砂利の壁が目に入ってきた。

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 そろそろ左側に上陸したいと思いながら殺風景な砂利の絶壁に挟まれて進む
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  とうとう中徳橋まで来てしまったが上陸地点は見つからない。橋下流右岸からは上陸可能だが、今日は装備一式担いで駅まで歩項と思い、次の下泉まで行くことに決定
 11:20 中徳橋通過

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 高手山付近 茶畑が美しい
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 旧南海電鉄を走っていた車両、もうすぐ下泉だ

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 下泉橋に到着

 左岸側に下泉駅があるので上陸ポイントを探す
 流れは右岸側で更に左岸から離れるので終了することに

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 11:40 下泉橋下流にゴール
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 左岸寄りの堤防は玉砂利 斜面で撤収作業だが環境が良くない。下流側に車も入れるスロープがあり歩いて登った

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 川根本町の町営グラウンドのベンチで着替えと荷物の整理。桜も7分咲きで美しかった
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 SLがグラウンドの向こう側を通過

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 下泉駅
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 下泉駅待合室。無人駅だ

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 駅構内
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 電車の交換 13:18発千頭行きで戻る

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 旧近鉄ビスタカー 車内は豪華だ
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 車窓から下泉橋上流

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 田野口駅付近から。真ん中の支流付近で上陸すれば駅まですぐだが、流れは対岸川で砂利の壁に阻まれている
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 13:38 千頭駅に到着

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 駅には1本前のSLが止まっていた C56 44
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 グリーンのさくらのヘッドマークのSL C10 8

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 2日間、雨後の濁った大井川だったが、楽しく下ることが出来た。
 千頭をベースに上流・下流を続けて漕げるのは楽で良かった。

 千頭より下流は、昨年の大雨で堆積した土砂を護岸のためか水路の両側に積み上げ絶壁のような景観となっていたのは、自然豊かな風景を満喫しながらだったのに比べ寂しい。
 大量の土砂を掘り出し積み上げても、また大雨が降れば均されてしまうのではないかという気がする。
 費用をかけての作業は意味があるのだろうか?

 多めの水量で、濁ってはいたもののスムースに下れ、危険性を感ずることもなかった。
 大井川は岩に直角に流れが当たる場所が何カ所かあり、初期には岩に寄せられ接触し何度か沈したが、今回は早めの方向転換、フェリーグライドテクニックでの流れ横断で難なく通過できた。

 上述の砂利の絶壁の大井川は 当分見たくない気がするので、水量の適切な奥泉・千頭間に絞ろう。
 
 

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