十勝川 (とかちがわ)   カヌーツーリング No.99
 新清橋〜祥栄橋 2012.6.19 (火)

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 北海道カヌーの旅 第2段として十勝川を下った。
 流れが速く、分流や倒木も多いという情報があるが、詳細は不明な部分が多い。

 初めての川の調査には衛星写真を利用するが、人工密集地から離れているので画像解像度が低く不鮮明。
 イン・アウト地点の状況も不明で現地で探しながら進めた。

 回送手段は、当初 芽室〜新得間をJR利用を考えたが、 スタート:新得から8.8km、ゴール:芽室から2.2kmで、何れもタクシーを利用できそうだが、レンタカーが 便利との結論に達した。

 帯広でレンタカーを借り、自分の車と2台+妻の運転で回送し快適だった。小型車でガソリン代含め約6000円。

 * 傾斜 100mあたり平均 単位[m]:精度は概略
場所 距離 標高 傾斜 記事
 Start 新清橋  0  162     新得駅東8.8km
 発電所放水口  1.8  153  0.50   川の合流状態
 共栄橋  3.6  144  0.50  
 上川橋  7.4  126  0.21  
 清水大橋  10.2  118  0.28  
 十勝川橋  14.4   98  0.48  
 十勝橋  17.1   88  0.37  
 祥栄橋 Goal  25.3   63  0.30   芽室駅北2.2km
 区間全体  25.3  −  0.39  

  十勝川は 、北海道上川郡新得町の北東にある 十勝岳付近を源とし 多くの支流を集め、芽室、帯広、池田町、中川郡豊頃町で太平洋に注ぐ。延長 156km。

 漕艇区間は、上流より十勝ダム、岩松ダム、屈足ダムの 3つのダムの下流、中流域に当たる。

 共栄橋 142.83m : 6月1ヶ月の水位変化範囲 142.5〜143mからするとやや多めだったか?
 

 8時に帯広でレンタカーを借り、約20kmでゴール地点へ。
 祥栄橋左岸上流より撮影。 橋の向こうが南、JR芽室駅方面。
 河原に降りるには道路反対の下流側(東)の土手50m先にスロープがある。


 土手のスロープを下ると祥栄橋の下に出る。 着替え等をレンタカーに置き、9:00 自分の車でスタート地点に向かう
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 祥栄橋左岸下流、ゴール地点にある 祥栄橋水質観測所
 

 カワラナデシコが美しかった
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 9:30 スタート地点へ移動し、新清橋到着。
 この先進むと8.8km先にJR新得駅。
 スタート適地を両岸上下流を探しここを見つけた。
 左岸、橋の取付部に土手への狭い進入路がある。注意しないと見落とす。 道路は意外と交通量が多いので注意
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 道路から土手に入ると直ぐ 右へのスロープがある
 スロープを下った先はU字に折り返し橋の下に出る。
 

 橋の下はロータリー状に回転できるが、進路を塞がないように駐車するように要注意。

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 河原直ぐまで車が入れるので便利

 10:30 準備が完了し記念撮影

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 本流へは20mほど中州を越えればよいが、川岸に細い水路があるので50mほど下流へ進んだ

 本流に出る。上流側の新清橋

 早速流木が現れるが、川幅が広いので問題なし
 ただ、流れが速いので気は抜けない
 

 10:50 発電所放流口のようだ。パイプ等から流出しているのを想像していたが、護岸された水路になっている。
 これより上流は浅く引くようだとの情報が多かったが、問題なく下れた
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 滅多にない白波
 

 11:05 共栄橋が見えてきた

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 共栄橋の水位観測所

 流速が速いので倒木に波が立つ
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 人工物が恋しくなってきた。。。? サイロだ!

 11:25 上川橋通過
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 11:35 中州に上陸し、早めの昼食

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 十勝川の流れ 動画

 12:05 再びスタート。広い川だが、どこも流れは速い
 コース中、ほとんどこの感じの景色で流石に飽きてきた
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 12:15 清水大橋通過

 12:35 十勝川橋通過。 道東道の橋だ
 景色に変化が少なく瀬もないので、橋しか撮影しなくなった
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 12:50 十勝橋通過

 13:04 初めての瀬?

 瀬と思ったら、人工物の段差のようだ。
 コース中、白波を被ったのはここだけだった
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 13:25 高圧線が見えてきた。これを過ぎるとゴールの祥栄橋との情報だ。鉄塔・高圧線はいくつか川を跨いでいた
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 流れが速く、水が跳ね上がる。
 この状況は珍しい

 ゴールの祥栄橋が見えてきた。アーチ橋部分は改修のためか無骨なカバーが掛かっている
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 13:42 祥栄橋通過

 祥栄橋下流直ぐの水質観測施設でゴール
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 レンタカーが待っている

 水質観測施設
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 堤はブロック。引き上げる

 無事ゴールし記念撮影
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 レンタカーに荷物を積み込み上流の車を回収に。 
 ・ 流れが速く、25.3kmを休憩を除き160分、平均時速 9.5km/h
 ・ 流木は多いが通路が塞がれていることはなかった。が常に注意が必要だ。
 ・ 流域に都市部は無いのに、水質は意外と濁っており上流のダムの影響だろうか。
 ・ 瀬と言えるものは全くない、が瀞場も無く常に流れている。
 ・ 川幅が広く、両岸は木で隠されている部分が多く、人工物は橋以外見かけることが少ない
 ・ 一度漕いでみたいと思っていた十勝川を漕げ満足
 ・ レンタカー回送は初めてだったが、効率的・快適だ。 
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