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No.23 電動丸鋸・トリマーの作業台製作 .
  
  2017.1.5 .

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 8 45度送り定規 ( 垂直方向 ) 
  

 ・ 長辺の端を45度で切断を行うためのジグ。
  形状だけ目的に沿ったジグを作れば上手くいくかと考えていたが、意外と問題続出。
  その対応を1段階実施し、なんとか実用できる段階となった。
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 ジグ外観、後部から。
 

 左、底板に三角の板を取り付け。 右、斜板加工前
 

 斜板にクランプ用の穴をトリマーで明けた。
 縁に引っ掛かったり、表面がささくれ見た目は良くないが機能では問題ないので我慢
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 完成したジグ。鋸刃と斜板の角度は45度。
 上部でクランプできる状態の例。
 底板を白い樹脂板に沿わせてスライドする。
 また、ジグより長い材料を滑らせて送ることも想定。

 幅が短い板の場合はクランプ穴から差し込み留める
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 クランプ穴から差し込んだ状態。 後部から。

 45度突き当て接合の加工
 4辺分を同時にクランプして加工

 4辺を合わせてみると、角度が合わない。
 全体的に鈍角になっている。
 辺の長さが斜めになっており、途中でずれたことが解る。
 ジグの精度だけでは解決できないことが解った。
 原因は、鋸刃が切込み中に曲がることによる。

 仕方なく、角度が甘くなる分補正して組み立てることに。
 接着した三角部を切断し、デスクグラインダーで削った。

 補正調整用三角板をネジ留めし鋭角に補正。
 加工時には鋸刃の反対側を抑えるバーを渡し、1本ずつ単独で加工した。
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 補正調整用三角板を付けた後部から。
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 下欄 ; 当初の加工状態
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 下欄 ; 調整用三角板で補正し、鋸刃反対側押さえバー付きでの加工状態

 切削面に「焼け」が出ている。
 刃の曲がり等で送りに時間が掛かるための焼け
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 焼けもなく、切断時にもスムースに送れた。

 見た目でも明らかな角度誤差
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 ほぼ直角に補正できた

 あまりにもひどい状態だった

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 まだ十分とは言えないが、今回の用途 既掲載の電源スイッチBoxにはなんとか使えるかというレベルになった。 
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 ・ これまで順調に構想したとおりに作り思ったような結果が出たが、今回は難しさを実感。
  完全な解決策は今後の課題だ。
  これまでも手持ち加工時、丸鋸の傾斜機能で45度に傾けて切断すると曲がりが極端に出たが、同様の影響があるようだ。 その原因調査と対策を継続していく予定。
 
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