九州の旅 2016.3 .12

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 16 有田
 

 磁器の町、2度目の訪問。 磁器が好きなので訪ねるのが楽しみ。
 九州陶磁文化館もなかなか見ごたえのある作品が沢山鑑賞できるので好きだ。
 食器が好きでこれまでかなりの量があるが、記念に好みのものを探すのも楽しみ。
 これまでは来客分も含め、5客、10客揃いのものを中心だったが、これからは夫婦の分だけ購入し楽しむつもりだ。
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 JR九州の佐世保線と、松浦鉄道の西九州線の有田駅
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 JR九州の特急みどり が通過

 陶山神社(すえやまじんじゃ)
 大鳥居や狛犬、大水瓶、欄干などが磁器でできている
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 先ずは観光案内所に立ち寄ってみた。

 ひな人形が全て磁器製とのこと、思わず記念撮影
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 磁器の製作工程

 磁器製ひな人形製作のポイント説明


 観光案内所に展示と販売、見て気に入った小品を後ほど再び立ち寄り購入した。
 職員の方が、有田と磁器に造詣の深い若い女性で、いろいろ質問し丁寧に答えて下さり嬉しい時間を過ごした。

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 観光案内所の方から教えていただいたお薦めの店。 磁器の販売とカフェ。
 ここのケーキが美味しいとのこと。
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 お店の奥にカフェがある。 


 カフェで注文し、出来上がるまで店内を見て回る


 ケーキ・プレートとコーヒーセット 約900円。
 思いがけない有田でのお茶を楽しんだ。ケーキとコーヒーが美味しかった。
 食器も極上の有田焼で楽しめる
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 トンバイ塀。 登り窯を築くために用いた耐火レンガ(トンバイ)の廃材などを塗り固め作った塀


 有田を感じさせる独特の風景だ。.
 

 有田の町を散策
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 丁度絵付けをしていた。
 快く写真を撮らせていただいた
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 繊細な有田焼の絵付け作業。

 こんな変わった作品も。
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 目を見張るような作品。  最近の技術で、釉薬でツルツルの表面でないものが出ているとのこと。
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 どうしても欲しくなり、青と緑の色違いで1つずつ購入した
 12cmの小鉢。  税別で1個4,300円
 

 斬新なデザイン
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 有田焼とは思えない現代風作品

 佐賀県立 九州陶磁文化館を2度目の訪問
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 素晴らしい博物館なのだが入場無料なのは驚き。
 館内を巡りながらの探し物クイズを勧められ参加。

 入って直ぐの廊下。 中央のからくり時計、全て磁器製なのに驚き。
 前回訪ねた時の館内と時計の位置を覚えていたくらい印象的な施設だ。
 

 定時に音楽が掛かり磁器の人形が踊る
 時刻に合わせ動きを見に行った。
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 見事な磁器のかずかず

 磁器製作の行程。 磁器はろくろを回して作るのが良く知られているが、型打ちという製法もある。
 前記の磁器製ひな人形も型打ちによる。
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 見事な展示品。


 ひとつひとつジックリ見て回った。


 入場者もチラホラ。ノンビリ鑑賞できる。.
 

 白磁が大好きだ。
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 素晴らしい色、斬新な作品も。

 入館時に申し込んだクイズの解答と感想等を記入し提出
 抽選機を回すと、ナント2等賞。
 淡いブルーの小鉢が当たりラッキー!!! 少なくとも数千円する品物だ。 帰宅後 楽しみながら使っている。
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 有田焼の柿右衛門窯を訪ねた。
 創始者 酒井田柿右衛門は有田焼の基礎をなし、17世紀半ばから伝統を受け継ぎ現在15代。
 JR九州の「ななつぼし」の調度品の磁器も製作した
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 初めての訪問、格調の高さに少々ビビりながら中に入った

 見事な作品の展示販売。


 手前の小皿 5客 59,400円、左 5角形の小皿 5客 129,000円 
 接客コーナーで店員が対応しお茶を振る舞われ、袋にギッシリ包装された物を購入した ご夫婦がいた。
 金持ちが居るものだな〜としみじみ感じた。
 欲しいものもあったが手が出る価格ではなく目に焼き付けて戻った。
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 主屋は茅葺屋根
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 改修工事中だった。

 トイレの手水鉢
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 小便器も見事な磁器製。 通常撮影しないが思わず1枚

 好きな磁器で目の保養をした。
 小鉢2つ、小皿2枚、醤油皿2枚を記念に購入。

 これまで自宅近隣のノリタケのアウトレット店の洋食器に惹かれ、通って50枚ほど購入した。
 和食器に良いものが少なく、夫婦2人の楽しみとしてたまには購入したいと思うようになった。

 柿右衛門窯を訪ね、有田焼に一段深く接することができた。


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