立山 大好き      2002.7
    その1 立山黒部アルペンルート 黒四ダム・ルートの乗り物
 目次      pb_home
1 黒四ダム・乗り物
2 室堂平の景色
3 山々の風景
( 作成中)
4 
雷鳥・高山植物 ( 作成中)
          
2002年7月21日〜22日
富山と信濃大町間を横断する 立山黒部アルペンルートは、交通機関で高山の雰囲気を味わえる素晴らしい所です。






交通費は少し高めになりますが、通し・往復の割引があります。

トロリーバスや地下ケーブルカーなど、他では乗れない乗り物で移動し、降りる毎に標高と雰囲気が違う驚きを味わえます。

黒部ダムは満々と水をたたえ、美しいアーチを描くダムからの放水はすごい迫力で、太陽で虹も見られます。

室堂平は5月には開通したばかりの雪の大谷、夏には高山植物が咲き乱れます。

運が良ければ特別天然記念物の雷鳥にも会えます。 今回は1泊2日の中で3度ほど間近で見ることが出来ました。

左の交通案内の時間は乗車時間です。乗り継ぎ時間は含んでいません。


 1) 大町側 扇沢駅      2) 扇沢駅 

 信濃大町から 15kmの扇沢からいよいよ立山黒部アルペンルートのトロリーバスに乗り換える。
この駅の2階からバスが発着します。



 3) 扇沢駅前駐車場

 ここにマイカーを置いて行きます。 手前半分は有料駐車場。 少し下がったところは無料ですが、行楽時期には満車になるので、ここに留めたい場合は早朝に到着する必要があります。 7月21日、夏休みに入ったためもあり人出はそれなりに多かった状態で、朝の6時半には無料駐車スペースは残り少なくなっていました。



 4) 扇沢駅の切符売り場

 アルペンルートの乗り物はかなり高額ですが、それだけの自然を楽しめます。
是非ゆっくり時間をとり、天気の良い日に行きたいものです。
室堂まで往復を購入すると2,460円安くなり、5日間使えます。
 混雑日には始発が 6:30 になることがあります。



 5) 扇沢 切符売り場      6) トロリーバス 扇沢出発 7) いよいよトンネルへ 8) 黒部ダム駅到着

 トロリーバスは、空中の2本の電線(これをトロリー ;架線 という)から、ポールを通して電気を受け、モーターで動くバスです。 以前は 東京・上野 不忍池〜錦糸町 間などにも走っていましたが、いまはこのルートの2カ所だけになったそうです。 地下深くの長いトンネルを走るため、排気ガス対策等で選択された方式です。
 ポールの構造上、後退は出来ないので、両端はループ状に電線が構成されていて方向転換します。
 扇沢を出ると100mほど山腹を走り、トンネルに入ります。 トンネルはすれ違いが出来る広さではないので走行が管理されていて、中間地点で数台がすれ違いが出来るスペースがあります。
15分ほど走るとトンネル内の黒部ダム駅に到着です。

   
   9) トロリーバスの集電用ポール
 

10) 黒部ダム  
この写真は縦方向撮影 横に5枚 x 縦2列 計10枚を結合しました。 それでないと入らない広さです。

黒部湖の両側は北アルプスの高峰に挟まれている。遠く薬師岳なども登ってみたい山の一つだ。
アーチ式ダム 高さ 186m は国内一位 堰堤長 492m
黒部第4発電所は 落差 545.5m 出力最大 33.5万kW
 トロリーバス 黒部ダム駅を降りると長い階段で展望台まで登るのは大変ですが、この雄大な景色を眺めることが出来ます。 他では全体を見渡せる場所はありませんので是非登ることをお勧めします。

 



 11) 放水      12) 放水部分接近       13) ダム建設時の  14) ダム堰堤から下を覗く
                                コンクリート運搬バケット

 トロリーバス 黒部ダム駅を



 15) 黒部湖パノラマ 180°

 ダム堰堤の上から黒部湖を眺める。悠々とした水、山、空。




16) ダム放水でできた虹
この下には長い歩道 「下の廊下」が続く
この写真は縦に5枚を結合しました。




 17) 黒部湖駅        18) ケーブルカー内部  19) 黒部平からの黒部湖   20) 立山と大観峰
    地下ケーブルカー

 黒部ダムの堰堤を渡り終えると地下トンネルケーブルカーの駅 黒部湖。乗車時間は5分。
トンネルの中なので何も見えないが、内部の段差でもわかるように 30°ほどの傾斜を登る。
到着した黒部平からまだ間近に黒部湖が見える。 混雑時には整理券を渡され順番が来るまで待つ。
駅の外の庭にはもう高山植物が咲いていて待ち時間をなぐさめてくれる。
立山も間近に聳え迫力満点だ。まだ雪渓が大分残っている。
 今回は黒部ダムでゆっくり撮影したので9時のケーブルカーだったが30分待ちだった。乗車する頃には1時間待ちになっていた。



 21) 黒部平から     22) ロープウエイと黒部湖    23) すれ違い  かなりのスピードだ
  ロープウエイの上の駅大観峰






 24) 大観峰からの黒部湖パノラマ
 左端に黒部ダムがあるが展望台だけしか見えない。 



 25) 室堂行きトロリーバス     26) 室堂に到着     27) 室堂駅の外側 右は併設のホテル立山
 トンネル中間のすれ違い場所


 大観峰から室堂までトロリーバスで 10分。 中間地点で逆方向のバスとすれ違う場所がある。
こちら側のトンネルは扇沢側に比べ幅が狭い。運転に神経を使いそうだ。
いよいよ室堂に到着。ここは別世界だ。下界は蒸し暑いのに、ここは寒いくらいだ。
周囲には雪もたくさん残っている。

  
              大日岳    奥に隠れる剣岳↑              剣御前     別山    雄山(立山)  浄土山→
 25) 室堂ターミナル前の大自然
 ターミナルから出ると目の前が室堂平。 園地には高山植物が咲き乱れています。

  

 26) 室堂ターミナル 高原バス道路                     27) 夏の雪の大谷
 ターミナルの南側 弥陀原、立山方面への道路  4月末から5月にかけ有名な雪の大谷となる道路です。
7月でもまだ山側にはバスの3倍ほどの高さの雪が残っています。

 以降引き続き 下記テーマで記事作成中です。しばらくお待ち下さい。2002.7.28

  3 雷鳥・高山植物

  4 山々の風景

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