スイス ハイキングと列車の旅
 
 05 サン・モリッツへ移動 ; ユリア峠越え

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 ハイジの故郷を見学の後、宿泊地のサンモリッツに向かう。
 スーシスまでは ほぼ平坦な道。 レーティッシュ鉄道と平行している快適な道。
 時折列車に出会うとカメラを向けながら、ティーフェンカステルから、ユリア峠への葛折りの道を登った。
 ユリア峠で小休止、高山植物を眺め、一息入れて峠を下ると間もなくサンモリッツだ。
 

 レーティッシュ鉄道の列車。 美しい朱色の車体。


 レーティッシュ鉄道の貨物列車。
 

 丘の上に教会。

 ハイジの故郷マイエンフェルトからサンモリッツまでの地図
 2日後にはレーティッシュ鉄道アルブラ線に乗り、世界遺産のランドバッサー橋を通過しクールまで戻る。
 

 ラインポステリュー川の中間の湖。
 ライン川の上流、支流だ。
 

 スーシスのパーキングでトイレ休憩。
 日本の高速道路のように 道路沿いに設置されて居らず、インターを出た所にあった。
 

 ガソリンスタンドとコンビニがあった。
 1.8SCH= 250円/Lと高い
 あまりの暑さでアイスキャンデーを購入した。
 日本なら150円程度の棒付きのもの、ケースに値段表示が見受けられなかったが 気楽に買ったら 4.6CHF (650円) と高価なのにビックリ。
 

 石積みの鉄橋に気が付き、振り返って撮影
 

 レーティッシュ鉄道 アルブラ線 ティーフェンカステル駅
 明後日、アルブラ線の列車に乗ってこの駅を通過する。
 線路の先約8kmに世界遺産のランドバッサー橋がある。
 上地図および下の衛星写真参照
 
 昨年(2014) 8月13日13時半(現地時間) スイスで列車脱線事故があったのを記憶していたが事前には調べなかった。
 ツアー終了後調べてみると 上左写真に近い区間、右上の駅を通過し 我々の進行方向とは逆方向行きの列車だった。
 地滑りに巻き込まれ3両が脱線、うち1両が線路から谷へ約10m転落し、
 事故当時、日本人6人が乗っており、うち5人が負傷とのこと。
 明後日乗車する区間だった。
 

 ティーフェンカステルの分岐。 右に曲がるとユリア峠。
 左奥に進むとアルブラ峠への道。 右衛星写真参照
 

 左写真の交差点 ( ラウンドアバウトの位置 ; 右側 )
 衛星写真にも中央のオブジェが写っている

 峠方向が見えてきた。 スイス国旗がはためく。
 旅行中 各地で国旗と洲旗が掲げられているのを見た。
 川は穏やかなようだが流れが速い
 

 落石防止施設か、木製で大丈夫だろうか心配。
 昔、武田信玄が考案したという川の水制「聖牛」に似た構造、力学的に良く考えられた構造だ。
 

 曲がりくねった急坂を登り、峠らしき場所が見えてきた。
 

 ユリア峠だ。 未舗装の駐車場と簡易トイレ(有料 1CHF)

 小休止の時間で付近の散策。 美しい風景と高山植物で疲れが吹き飛ぶ。
 

 スイスの3大名花の1つ、アルペンロゼ。
 ロゼでバラかと思いきや、ツツジ科だ。
 

 ドウダンツツジのような可愛らしい釣り鐘状の花
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 アルペンホルンクレー  ミヤコグサ属
 クレー klee = クローバー
 

 ヴァルト・フェアギスマインニヒト、ワスレナグサ科
 ヴァルト=木、 フェアギス=忘れる、 マイン=私 、ニヒト=not。 ドイツ語だとややこしい名称だ。わすれな草。
 

 ユリア峠を下り終え、右にシルバプラーナ湖
 左(東)に向かえば間もなくサンモリッツだ。
 

 


 ・ 2日目の観光は軽く 車窓の景色を楽しみながらサンモリッツに向かった。
 ・ 見る景色一つ一つを楽しみながら、どこか北海道に似ていると感じながら。
 ・ 昨年のスイスの列車事故の記憶があるが、旅行前には敢えて調べずに出発し帰宅後調べると予想外の場所だった。
  ツアーの行程表には訪問地しか無いが、それらを結ぶ道路と鉄道を地図にし持参し、移動中 位置を把握していた。
  ランドバッサー橋に興味があり、最寄りのティーフェンカステル駅を車窓から撮影したが、
  昨年の事故はこの駅を出発した所で発生したとは! なんとなく複雑な思いだ。
 

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