北海道 大好き 2002.8
    その1 新潟・小樽 フェリーの旅

 目次    

1 新潟・小樽 フェリーの旅
2 雨竜町・オロロンライン
3 礼文島(1) 4時間コース
4 礼文島(2) 礼文岳登山
5 利尻島

6 稚内周辺
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7 オホーツク沿岸
8 知床・尾岱沼
9 釧路周辺
10 美瑛

11札幌・小樽・帰路

   
2002年8月8日〜9月9日
 
北海道へキャンプ旅行に行ってきました。
車に装備一式積んでの旅のため、フェリーで新潟から小樽に渡ります。
 この航路は 新日本海フェリー が運行して私の住む神奈川から新潟まで 約300kmのドライブの後、朝 10:30出航し 翌早朝 4:30  小樽に着く 18時間の船旅です。

 夏期・GWは90分、他は60分前までに乗船手続きを必要とします。
夏休みの帰省ラッシュの時には予約が取りづらいのが悩みです。料金も安いので人気が高いようです。
(右表は 2002.8月現在、詳細はフェリー会社へお問い合わせ願います)
 予約は乗船日の2ヶ月前からですが、団体・新婚旅行にはそれ以前に予約可能です。(ラッシュ期間は除く)

往復・回遊割引、企画商品割引(大人2名の年齢合計が88才以上...等)もあります。条件等良く検討するとお得です。
新潟<-->小樽 2002.8現在。 
 運賃
 期間B (7/25〜8/25)
2 等 5,700円
2等寝台 7,200円
S寝台 9,000円
1 等 11,200円
特 等 16,600円
特等A 18,200円
スイートルーム 26,100円
 自動車航送料金
 乗用車 2等運賃1名分含む
4m未満 16,400円
5m未満 19,200円
運航する船によりこの等級の船室の有無が異なる


 移動行程図

.



 今回の旅の全行程図

 
総走行距離 3.700km (自宅:小田原 ・ 新潟 間 約 700kmを含む )  さすがに北海道は広いです。




 1) フェリー 後側      2) フェリー 前側      3) 新潟の切符カウンター 

 フェリーはこの写真で見る以上に大きく驚きます。 
一例として右のような仕様の船です。 ( フェリーあざれあ )
1)にある黒い開口部分はトラックの積み込み口
乗客は 2) の4階建てくらいの高さの通路から入ります。
乗用車、バイク等は 4)のスロープを登り トラックより上のフロアに積み込みます。

旅客定員: 926名
全長: 195.4m
総トン数: 20,558トン
航海速力: 22.7ノット
車両積載台数: トラック/186台
乗用車/80台





 4) 新潟フェリーターミナル 全容

 左に橋のように見えるのが乗用車用スロープ。 これを登って船後部の入り口から乗船します。



 5) 乗用車積込口  6)いよいよ乗船       7) 積込み完了  

 船への車積み込み時は 運転手だけが車で、搭乗者は乗客用タラップから乗船します。
いつもこのスロープを登るとき、少しの緊張とワクワク感があります。
誘導員の指示で指定位置に停車、ブレーキをしっかり掛け、その後係りの人が車止めをします。



 8) いよいよ出航      9) 岸壁から離れる      10) 新潟港をゆっくり出る

 出帆の合図、銅鑼・汽笛が鳴りいよいよ出航です。
別れの時はフェリーだと特に寂しく感じそうだけれど、これからの北海道の旅が現実になるんだ〜という実感が湧きます。



 11) 出航するとしばらく鴎が着いてくる 12・13) 鴎がパンを手から取っていく  14) 鴎と波

 出航すると鴎が群をなして着いてくる。 鴎が覚えてしまった技、乗客の餌付けでお食事タイム。
陸中海岸ではこれを売りにしているところを知っていたが、童心に返りついつい楽しんでしまいました。
後で船内に戻ると、「鳥の健康のためにスナック菓子等での餌付けはやめましょう」 のポスターが。
以前は見かけた記憶がなかったが確かにそうだ、普通のパンだからマアイイカと自分を誤魔化しながら...

 

15) 
新潟港 出航 遠く市内とフェリーの航跡、着いてくる鴎

 灯台のある防波堤を通ると港外だ。 これから加速し北に向かいます。
船の速度は思ったより早い。 22.7ノット というと 時速 33km、車に比べれば遅いようだが信号はないので無停止でくねくね曲がらない。
市内では車の平均時速が20km/H出れば良い方なので あながち遅いとは言えないだろうとつまらない事で納得しました。

 



 16) デッキのチェア     17) ラウンジ         18) バーベキューコーナー

 長い旅を思い思いに過ごすための設備がある。 日光浴、景色を眺め、本を読むデッキのチェア
ラウンジはゆったりしたソファとテーブル、売店や自動販売機もあり、ここでビールを飲むのも良い。
食事は、時間毎にオープンするレストランと 18) のバーベキューコーナーもあります。
風呂も空いている時間を狙っていくと大浴場で結構ゆっくり出来る。サウナあり。特等船室以上はバス付き。
お子さま用プレイルーム、ゲームコーナー、卓球台2台など船とは思えない設備です。



 19) 煙突の前に運動スペース 20) デッキ 21) 船室で晩酌      22) 夜間のデッキ 遠く漁り火

 運動するには煙突の前に広いスペースがあり、テニスくらい出来そうな広さ。
デッキは前後左右にあります。
21)は一等船室(往きで利用)、家族でゆっくりするには1等以上がお勧めです。5,500円高いがこれをどう見るかは財布との相談で。
夜間所々で烏賊釣り漁の漁り火が見える。ラウンジで物思いに耽りながら漁り火なども乙なもんだ!
この時、私にはビールが必需品。
天気の良い日には夕日がとても美しい。 今回は残念ながら水平線に雲が懸かっていて撮影できず残念。




 23) 
特等船室                            24) 船室外観

 特等船室はバス付きでゆっくり出来ます(帰路で利用:往きとで等級が違うのは予約が取れなかったため)
2等と1万円余 差があるのはチョット贅沢にも思えるが、この味を占めたら...最初の時につかったのが幸か不幸か。
 個室の船室外観、部屋毎に2つの窓が付いています。


 25) 下船         26) 小樽港へスロープ降下 27) 札幌ラーメン横町 28) 札幌ラーメン

 早朝 4:30 小樽に到着。先ず札幌に向かいラーメン横町で朝食が定番になっています。
ラーメン横町の入り口角にある「松楼閣」に直行! この店は親子で経営され、息子さんが午前10時から、親父さんが夜間から朝6時頃まで通しで店を開けています。10数年前に食べたここの「塩ラーメン」の味が忘れられず、行くたびに寄らせてもらっています。 親父さんは今年で80才になられるとのことですが、血色が良いし元気で夜通し営業を続けており、年中無休だそうです。

 ここで腹ごしらえのあと、今回の旅は北を中心に、稚内に向かいます。

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1 新潟・小樽 フェリーの旅
2 雨竜町・オロロンライン
3 礼文島(1) 4時間コース
4 礼文島(2) 礼文岳登山
5 利尻島

6 稚内周辺

7 オホーツク沿岸
8 知床・尾岱沼
9 釧路周辺
10 美瑛

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