北海道 大好き 2002.8
    その8 知床・尾岱沼
 目次      
1 新潟・小樽 フェリーの旅
2 雨竜町・オロロンライン
3 礼文島(1) 4時間コース
4 礼文島(2) 礼文岳登山
5 利尻島
6 稚内周辺

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7 オホーツク沿岸
8 知床・尾岱沼
9 釧路周辺
10 美瑛

11札幌・小樽・帰路

 
2002年8月19〜20日

 知床、地名だけで神秘さを感じさせてくれる。
♪知床の岬に♪〜 ハマナスの咲く頃♪

19日 サロマ湖から網走を抜け斜里町から知床に向かいました。
 小清水原生花園付近から斜里岳の姿が雄大に見え、斜里町からいよいよ知床半島。
 オシンコシンの滝、以前より道路と駐車場が整備されその迫力を道路からすぐで味わえます。
 ウトロの街を通り過ぎ今回は知床五湖からカムイワッカの滝。 川を上ったところにある滝壺が温泉だというアウトドアファン憧れの地を訪ねました。

 ウトロに戻り知床横断走路で半島の東側、羅臼国設キャンプ場で1泊。


 海岸線を一路尾岱沼へ。 天気が行程中最悪で、気温が低く風雨の吹き荒れる中をドドワラまで歩いて行って来ました。
観光馬車などは運行中止の中よく行ったと自分で自分を誉めてしまいたい感じでした。
 


 オホーツク海 沿岸地図

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 1) 国道244号線から斜里岳

 正面に毅然と聳える斜里岳 小清水から斜里に向かうR244の正面に、 湿原もいい感じ!



 2) 斜里岳                 3) 釧網本線と斜里岳     4) 止別(やむべつ)駅
 オホーツク解に沿って釧網本線(釧路−網走)とR244が走り、小清水原生花園駅などは混雑するが、今回は素通りし知床に急ぐ。

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       5) オシンコシンの滝

        斜里からしばらく走るとオシンコシンの滝。
        この画像は横4列縦3行、計12枚を合成しました。
        滝の規模の大きさに対し、道が近くにあるので、35mm程度の広角ではこの雄大な景色が
        入り切りません。



 6) オシンコシンの滝  7) ウトロの街   8) ビジターセンターの掲示板

 オシンコシンの滝を下流から見るとまた違った良さがあります。
 更に進むとウトロの街、この先は自然のみです。
 ウトロのビジターセンターに熊注意の立て看板、知床はヒグマが多いところと聞いているので少し緊張します。

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 9) 知床五湖入り口     10) 知床五湖案内板   11) 第一湖          12)変わった花ミクリ

 知床五湖は自然一杯、大分前に回ったことがありますが、今回味わって回ってこようと意気込んで入りました。
第一湖、最初から自然満喫です。 沼畔にミクリという珍しい花が咲いていました。 絶滅危惧種のようです。




 13) 第二湖                                     14) 熊出没進入禁止の表示

 進んでいくと第二湖 羅臼岳から硫黄山の山続きの嶺がよく見えました。
ところが第三湖への入り口に熊出没につき進入禁止の表示が。 残念ながらここから出口にショートカット。
怖い物見たさより、怖いのが先に立ちそそくさと戻りました。

        15) 知床五湖 第二湖

 自然一杯静けさのみある知床五湖 薄暗い林の間から湖が見え、一層神秘さが増します。

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      16) 道ばたにいたキタキツネ

       知床五湖からカムイワッカの滝へ向かう砂利道の途中キタキツネに出会いました。
       円内の左上、道路脇に居るのを発見。
       そっと近づきましたが、しばらくすると笹藪に姿を隠してしまいました。


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 17) 18) カムイワッカの滝入り口     19) 入り口の看板    20) 入り口すぐの河原

 カムイワッカの湯の滝は人気があり砂利道にもかかわらず多くの車が向かっていました。
この橋の左側から登り始めます。 岩を駆け下りる川の水に浸かりながら登ります。
スニーカーでザブザブ入って登りましたが、登り口でレンタルしていたワラジ(1回500円)か、足底がゴムのソックス(そう言うのを履いている人が居ました)のほうが滑らなく良さそうでした。




 21) 小さな滝の横を登る  22) かなりの高い滝も   23) 滑らないように気を付けながら

 川岸を登って30分という案内を見たように思いますが想像していたよりスリルのある行程でした。
往きはよいよい帰りは滑りそうで怖かったけれど、湯の滝見たさにどんどん登りました。
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24) 〜 27) カムイワッカ湯の滝

 とうとう着きましたカムイワッカ湯の滝♪ 滝壺は水と近くで湧き出ている温泉が混ざり丁度良い温度です。
この滝のもう1段上に行っている人も居ましたが、この斜面は恐ろしくて登れませんでした。
しかし気持ちが良い〜〜〜 手前は子供も遊べる深さに岩があり、滝壺は2m強でした。
お湯は水と混ざっているとはいえ、かなり酸性が強く目に染みました。 
熱すぎず何時までも入っていたいと思いながら40分ほどで戻ることにしました。.
帰り道、滑らないように注意して! 我々は 1回ずつ軽く滑って尻餅を付いてしまいました。

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      28) カムイワッカ湯の滝 全景

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      29) カムイワッカ湯の滝 入浴風景

       大勢居るので水着着用しています。 行かれる方は是非準備を!近くの岩場の影で更衣します。




 30) 〜 33) 知床自然センター付近で鹿の群に出会いました

 カムイワッカの滝への往き帰りとも鹿の群を見ました。
帰りには20頭近くの群で悠々と草を食んでいました。
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       34) 草を食む鹿の群

      警戒心が強く、中の1頭が周囲を伺い他の鹿は夢中で笹を食べていました。
      角を生やした雄鹿は少なく、子鹿も母親に連れられ可愛らしくいつまでも見ていたい気持ちでした。
      鹿は夕方に多く見掛けられるそうです。

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       35) 翌朝 羅臼国設キャンプ場に鹿が

        テントから20mくらいの笹を夢中で食べていました。
       我々が撮影しているのをキャンパーが気付き、次第に人が集まると山に登っていきました。

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       36) 大鷲
         羅臼の海岸を少し西に向かったところで大鷲を見付けました。
       この辺には多く生息していそうでたくさん飛んでいましたが、なかなか近寄れず。

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  37) 野付半島       38) トドワラ          39) トドワラ


 野付半島に掛かった頃からだんだん天気が崩れ、ビジターセンターではみぞれに近い状況。
観光馬車は丁度戻ってきた便で運休。 カッパ、傘、長靴の重装備でトドワラまで片道30分を強行。
カメラはビニール袋に入れて撮影時だけ取り出す始末。

 

       40) トドワラの朽ちたトドマツ
         年と共にトドワラは景色が変わってきた感じがします。
       昔は立ち枯れしたまだ白い木肌の木がたくさんありましたが、この木などは原型を留めているほうです。
       
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       43) トドワラの遊歩道
         風に飛ばされないよう足を踏ん張って遊歩道1周 20分をしてきました。


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